5本指ソックスの歴史とニッティドの歩み

1970年にスペインで生まれた5本指ソックスが流行するまでの歴史。ニッティド株式会社のこれまでの歩みとこれから。

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1970年(昭和45年)

スペインで誕生

スペインにて、世界で初めて工業的に生産された。「足指を動かす事は健康の源である」というコンセプトだったが、指先のバランスも悪く合繊使いであったため、その後消滅してしまいます。

1974年(昭和49年)

和歌山で再開発

当時おたふく手袋株式会社常務で、現ニッティド株式会社会長の井戸端隆宏が、手から足への改革に着目。3年かけて現在の履きやすいバランスの良い型に再開発しました。

1981年(昭和56年)

創業サミット(1980年6月28日)

新和歌浦観光ホテル(和歌山市)にて、創業者・井戸端隆宏は得意先、編機メーカー、原糸メーカー、協力工場の関係者を集めて、ニットグローブ構想を表明。5本指ソックスを靴下業界の1パーセントに成長させると所信を述べました。

編手袋の未来をひらく開発型企業 ニットグローブ株式会社
創業サミットで各社に配布した長期事業構想書

創業(1981年2月28日)

高級5本指ソックスのマーケットを開拓すべく、ニットグローブ株式会社を創業。5本指ソックスのパイオニアとしての基礎を築きました。

5本指ソックスのパイオニア ニットグローブ株式会社
創業

創業理念 ひとのやらないこと、ひとのやれないこと

創業者 井戸端隆宏が生涯、座右の銘とした言葉。5本指ソックス市場のパイオニアとして事業を推進させるうえでの原動力となり、その精神は、いまなおニッティド株式会社の企業理念として受け継がれています。

1989年(平成元年)

冷え取り健康法で大ブーム

中部地方の某医師によりシルク5本指ソックスの重ね履きによる「冷え取り健康法」が提唱され、3年後には一大ブームに。
その後5本指ソックスにかかとが付き、靴下による健康促進という新しい分野を確立することになります。

1990年(平成2年)

新工場完成

直営工場を建設し、5本指ソックスのかかと付編機〈SJF・SPF〉を大量導入しました

工場

1995年(平成7年)

スポーツ分野で愛用される

踏ん張りが効く効果が認められ、陸上競技・野球・バレーボール・スピードスケート等各分野で愛用されはじめます。

1996年(平成8年)

完全無縫製型編機の導入

史上初の快挙と全世界が注目した“完全無縫製型編機”〈SWG〉(株式会社島精機製作所製)をセーター以外の分野では世界に先駆けて導入しました

完全無縫製型編機

1997年(平成9年)

ファッション性が開花

女性の愛用者も増え、5本指ソックスの業界シェアは2%程度に。

1998年(平成10年)

新社屋完成

技術者が熟練の技と集中力を発揮できるよう太陽光照明を導入
空調により温度と湿度を厳密に管理する新工場が完成しました

新社屋
5本指と無縫製技術で未来をひらく ニットグローブ株式会社

1999年(平成11年)

テレビ効果でマーケット拡大

テレビ番組で5本指ソックスが大きく取り上げられ、マーケット拡大の大きな力となりました。力仕事・スポーツに最適である、肩こりが緩和、高い保温力、冷え性改善などの健康効果についても紹介されました。

5本指ソックス健康効果

2000年(平成12年)

ラサンテ設立

健康市場への異業種ルートを拡大するための 直販会社「ラサンテ」を設立

ラサンテ

2001年(平成13年)

新社長就任

企業成長と世代交代のために隆宏社長から康宏社長へ。 企業成長戦略の一環として グローバル生産・販売を目指す国際戦略を展開

ニッティドのグローバル展開

2003年(平成15年)

指先を横編機で、本体を丸編機で編んでドッキングさせた商品、デザイン性に富んだ安価な商品が海外で作られるようになり、急速にマーケットが拡大されました。

2004年(平成16年)

中国に合弁会社「海寧星圓針織有限公司」設立

2005年(平成17年)

アパレルデザインワークステーション (株式会社島精機製作所製)と ホールガーメント(立体無縫製)〈SWG〉による 全自動の生産ラインを構築
デザイナーが思い描く繊細なニット柄の5本指ソックスが 合理的に生産可能になりました

全自動の生産ライン

5本指靴下大流行

「5本指靴下大流行の秘密」がテレビ番組で放送。 冷え性が緩和される、悪臭予防などの効果の他、歩きやすいと若い人にも人気がある、メジャーリーガー・プロゴルファー・マラソン選手等にも愛用されていると紹介されました。

2004年10月
ニューヨークヤンキース松井選手が5本指ソックスを愛用していることが新聞や雑誌・テレビ等で大きく取り上げられ、マーケット大ブレイクの大きな要因となりました。
東京渋谷で若い女性にアンケートしたところ、7人に1人が5本指ソックスを履いていたと検証されていますが、全国的にはこの時点で5本指ソックスのマーケットシェアは5%程度と思われます。

2006年(平成18年)

ニッティド株式会社に

ニットグローブからニッティドに社名を変更。 プロダクトからブランドへ。 世界にブランドを確立するため、商標登録されたブランド(ニッティド)を新社名としました。

KNITIDO

2007年(平成19年)

KNITIDO Europe GmbH設立

ヨーロッパの健康市場を開拓するためドイツ・ベルリンに欧州販売会社「KNITIDO Europe GmbH」を設立。

2008年(平成20年)

自社オンラインショップ開始

自社オンラインショップを開始。2011年にはAmazonとの提携もスタートさせ、アマゾン・ドイツを皮切りにイギリス、フランス、イタリア、スペインと展開。欧州におけるKNITIDOブランドを確立しました。

ニッティド オンラインショップ

オリジナル商品を続々発表

  • レインボー発売開始

    2008年(平成20年)
    【五本の指先を多色で彩る】
    レインボー発売開始

  • アーチサポート開発(特許出願)

    2009年(平成21年)4月
    【足底・土踏まずをサポートする】
    アーチサポート開発(特許出願)

  • ユビラックス開発(特許出願)

    2009年(平成21年)6月
    【履き口のストレスを開放する】
    ユビラックス開発(特許出願)

2012年(平成24年)

OutDoor2012出典

OutDoor2012(ドイツ フリードリヒスハーフェン)にブースを出展。当社の技術力の高さを世界に主張する重要なムーブメントとなりました。

OutDoor2012出典

2016年(平成28年)

5本指ソックスを世界中に

ドイツを中心として世界中に KNITIDOの5本指靴下を愛用してくださるファンを30万人つくることが夢であり目標です。

これからのVISION
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